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シーズ・ブログ
2015.05.12
シーズ・ラボ近景レポートPart20「札幌市円山動物園」
みなさん、今年のGWはいかがお過ごしでしたでしょうか?北海道では例年になく暖かい日に恵まれ、桜の開花も早かったようです。
先日、北海道神宮のお花見のレポートをしましたが、第20回目の記念すべきレポートはその北海道神宮に隣接する「札幌市円山動物園」をレポートしたいと思います。
最寄りの地下鉄の駅からバスで移動すると、西門に着きます。
まず、待っていたのは寒帯館のアムールトラとユキヒョウです。アムールトラのタツオ君は、この日具合が悪いらしく室内で寝ていましたが、ユキヒョウは元気に動き回っていました。
動いているユキヒョウは勇ましいですが、寝ていると大きなネコみたいで可愛いですね。
こちらは安定の可愛らしさレッサーパンダです。
カメラを構えているといきなりフレームインしてびっくりしました。
マレークマを見てみたご婦人が「あら!すごいウチマタ!」って言っていておもしろかったです(ガラス越しなので少し不鮮明です)。
背中に哀愁が漂っているようにも見えます。
動物園内には熱帯雨林館もあって、アジアアロワナやコツメカワウソやマレーバクなどがいます。今までこんな間近でバクをマジマジと見たことはありませんが、円らな瞳ですごく可愛かったですよ。
このダイナミックな配色もとっても素敵です。
もちろん、動物園の看板スター、ライオンやキリンもいます。
ライオンはさすが王者の貫録がありますね。イケメンです。
カメラを構えていると、こんなフォトジェニックも。
「撮ってください!」と言っているように1匹のペンギンが近づいてきて、すいーっと泳ぎ始めました。
類人猿館ではマントヒヒの餌やり時間に遭遇!
こんな近くで撮影できました。ご飯中ごめんなさい。
さて、札幌市円山動物園の話題といえば!昨年の12月に産まれた白クマの赤ちゃんです。この日も白クマのゲージの前には黒山の人だかり・・・。しかし残念なことに白クマの赤ちゃんは疲れて室内でママのララとお昼寝していました。
これが精一杯。本当ならば、こんな可愛い写真を撮るはずだったのに。
最寄りの地下鉄に貼ってある札幌市円山動物園のポスターをお借りしました。
ママと赤ちゃんの人気を横目に、パパのデナリは活発に動いて猛アピールしていました。
人気ならこちらも負けていませんでした。
ヒグマの豪快なダイビングをすぐ目の前でみることができます。地元のせいなのか(?)ノリノリでプール遊びをしていました。
さて、この札幌市円山動物園。秋には「アフリカゾーン」が新設されるそうで、ライオンやキリンは新居に引っ越しして展示方法も工夫されるようです。楽しみですね。
動物園で飼育されている動物たちの案内板の多くに「絶滅危惧種」という文字を見かけます。地球温暖化、有害化学物質汚染、水質汚染。人間が自然界にしてきたことが、回り回って無力の動物達に環境破壊として襲いかかっています。2100年までに、地球上の生物種の半分が絶滅の危機を迎えるおそれがあるとも言われているなか、動物園は未来に種を残すノアの箱舟のような存在です。
自然界に暮らす動物達が、円山動物園と同じようにのんびり平和に暮らせるように、私達に出来ることを少し考えながら歩いてみるもの動物園の見方として楽しいと思います。
こんな大きな標本があるのも動物園ならでは!まずは元気な動物達に会いにいってはいかがでしょうか?